December

13

2018

彦根の七曲がりにて

早くも12月に入り、相変わらず慌ただしい毎日を送っています。そんな中、先日友人にお誘い頂いて、彦根市内の我が家から10分も掛からない隠れ家のようなお店「佐々」にランチに行って来ました。慌ただしい日常から離れてどこか遠くへ来たようなとても落ち着いた素敵な空間にほっとしました。

七曲がりという仏壇店がずらっと並ぶ曲がりくねった仏壇通りをぐーっと奥まで行くと「佐々」にたどり着きます。すぐ近くに居ても七曲がりを奥まで入った事はなかったので、少しドキドキ。

お食事の前に、小さな合わせまんじゅうがとても嬉しいです。古美術をされている店主、ご主人様のセンスで素敵な古美術が沢山お飾りしてあります。

 美味しいお抹茶。そして美しい器。

 そして、ランチは素朴な色合いですが、材料があれこれ凝っています。汁物には何と栗がすり下ろしてありました。一品一品がとても美味しく、珍しい水菜と大根のご飯が又、とっても美味しい!

友人2人で、素敵なランチをゆっくりと・・・お料理、手作りのパッチワークなど、楽しいお話を弾ませながら、味わいながら頂きました。

〆には、手作りケーキとコーヒーを美味しく頂いてお腹いっぱい、大満足です。

店内のあちこちにお飾りされた古美術が又、何とも素敵でした。

七曲がり・・・中山道の高宮宿から彦根城へ向かう道を彦根道と言って、びわ湖に流れる芹川の近くで幾度も道が屈曲し、ここを七曲りと呼ばれています。

この地は、彦根の伝統産業の仏壇を作る店が軒を並べ、仏壇街としての起こりは、江戸期に武器武具作りを生業としていた職人が仏壇仏具製造に転向して、この地で暮らしたのが始まりです。

七曲がりの名前の由来は、道を七回曲がらないと目的地に到着しないことから名付けられたようです中山道から彦根城下に通じる道として、お城へ容易に到着できないように、当時道路を警備面から整備したようです。何とも風情を感じます。

お部屋から広いお庭が見えます。

素敵な空間に癒やされほっとしました。

食後に友人Yさんのお宅にお邪魔して、彼女のキルト作品を見せて頂きました。これは、とても大きな作品で色合いが優しいです。

沢山の作品を作ってられ、これらはほんの一部ですが、まだまだ一杯の作品がリビングに溢れていました。Yさんの作品は色合いが自然で素朴で優しい色合いです。

キルトの雑誌にもYさんの作品が掲載されています。左下のバック、優しい素敵な色合いですね。

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