お天気の良い先日の土曜日、この日は東日本大震災から6年目を迎えた3月11日。テレビでは未だに完全復興していない被災地の様子が映し出され、改めてあの悲惨な出来事を思い出しました。私達はどんなに日々忙しくても、3.11を遠い過去のように感じてはいけないと心改めた一日です。
そんな日の午後、久しぶりに陽気なお天気に誘われ長浜盆梅展に行ってきました。彦根から近くても10年以上ぶりかなぁ・・・と思いつつ、最終日の一日前もあって多くの人が訪れていました。以下4枚は院長のショットです。
今年で66回目の盆梅展。300鉢の中から開花時期に応じて、常時約90鉢を純和風の座敷にずらりと展示されています。長浜盆梅展の特徴は木が大きいことと古いことで、高さ3m近い巨木や樹齢400年を超える古木もあって、立派な盆梅に圧倒されます。
長浜盆梅展は昭和27年(1952)からはじまって、今年で66回目を迎え、歴史・規模ともに「日本一の盆梅展」、関西の新春の風物詩として親しまれているようです。まだ、行った事のない方は来年は是非共足を運んで頂きたいです。
会場となる慶雲館は、初代総理大臣の伊藤博文の命名で、明治天皇昭憲皇太后のお出ましのために建てられた長浜の迎賓館です。国の名勝に指定されてお庭も美しく、灯籠も立派です。
盆梅と和室とお庭のバランスが見事です。
ここから↓はいづみがスマホで撮ったものです。
お玄関に上がった最初の盆梅の美しさに圧倒されました。金屏風、赤い毛氈と素晴らしいです。
こちらは座敷にお飾りしてある盆梅。枝振りが又、見事です。
とても大きくて立派な盆梅に圧倒されます
小鉢をひな壇にお飾りしてありました。可愛いです。
出口玄関上には梅のステンドグラスに日が差し込んでとても綺麗でした。
長浜バイオ大学近辺でのショット。伊吹山にまだ雪が残り、キラキラ輝いているのが何とも清々しく感じました。
2011年3月11日午後2時46分に発生した東北地方太平洋沖地震。この日、私は2ndCDの録音スタジオで「ひまわりの花」を収録中でした。激しい揺れで小さなボーカル室の壁に叩きつけられた衝撃は今だ忘れられません。それに伴って発生したあの津波、そしてその後の余震によって引き起こされた大規模な地震災害。この震災によって福島第一原子力発電所事故が起こった事も決して忘れないです。