作成者アーカイブ: izumi
バンジョー、オートハープ、ギターと共に
先日20日のライブでコトコトハープを初めて弾きました。12月に私の元に届いてからほぼ毎日の様に弾いていた甲斐あってか、ボワ~ンと響いていた音が大分整ってきたようです。このコトコトハープの音の特徴に慣れるため、思案しながら兎に角弾くことを継続し、四苦八苦の日々でしたが、今回ステージで弾けるようになったのがとても嬉しいです。
私が中学生の頃から気になっていたこの楽器、初めて目にしたのは高校生時の宝塚フェス。東海のオートハープを手に入れたのは20才の大学生の頃です。この楽器が気になって早くも半世紀・・・。月日の経つ早さにただ驚くばかり、そして私の人生の傍にアメリカンな楽器があった事にも改めて驚きます。
バンジョーを始めた中学生の時は、フォーク以外のブルーグラス、オールドタイム、カントリーに何の隔たりもなく、父に買ってもマイク シーガーのLPをすり切れる程聴いていました。バンジョー、オートハープの音色がとても心地よく、それは、LPを聴かなくても1曲目のイントロから最後の曲のエンディングまで頭の中でなり響く程で、マイク シーガーのLPとの出会いがオートハープとの出会いです。
私がマイナーなOld time musicに惹かれるきっかけとなったのがこのLPであり、その中にはオートハープの存在がとても大きく存在していました。私の長い音楽の旅の中ではジャンルを飛び越え刺激を受けてきた心躍る音楽~癒されるなど、それは数え切れない程いっぱいですが、ロックに傾いている時であってもいつも心の片隅で気になっていたのがオートハープです。それが、コトコトハープを弾くようになって、やっとこの年齢で私の音楽のパーツが整ったような、心に平安が訪れたような気持ちでいます。とても地味な事ですが、やっと本当の自分になれたようで、ゆっくりかち~っとスイッチが入ったようです。歌う事の相棒として残りの音楽ライフを楽しんで行きたいと思っています。
いつもライブで使っているバンジョー、ギター。そして先日の20日デビューしましたコトコトハープ。私にとってとても大事な楽器です。
12月から時間があれば弾いていたコトコトハープ。まだまだですが、やっと音が整ってきたように思います。
私の歌を音楽&歌を支えてくれるバンジョー
中学生の頃、影響を受けたとてもマイナーだったマイク シーガーのOld time musicなLP
楽しかった「カントリー&ブルーグラス&フォーク」
ガラスのおひな様@長浜黒壁
謹賀新年2022
12月年末イルミネーション、大雪など
コトコトハープがやってきました
もうすぐクリスマス。そんな時にクリさん(木崎豊さん・オートハープの第一人者)経由でコトコトハープがやってきました。待ち望んでいたのでとても嬉しいです。低音がよく響き、欲しかった色合い、それに軽量なのが何とも嬉しいです。
45年以上前に東海のオートハープを手にし、その時クリさんに教えて頂いたのがつい昨日の様に思います。それから時を経て、やっぱり心の底で鳴り響くこの楽器が気になり、ちゃんとオートハープと向き合いたい、と思案すること数年。今までの2列バーから3列21バーへとチャレンジする事になりました。バーコードの配列はクリさんのアドバイス通りに。その他、クリさんが色々と手を加えて下さって、私の元に届けて下さいました。本当に嬉しく感謝の気持ちでいっぱいです。
懐かしいお話やマニアックなお話などしながら、オートハープの音色と共に流れゆく何十年もの歳月を思い出していました。楽器には相性がありますが、ぱっと見た瞬間私に優しく寄り添い、スズランがにっこり微笑んでるようで、何とも相性バッチリで嬉しいです。早くステージで弾けるようにと、毎日すこしづつ弾くことを決意したのであります。コトコトハープ制作者の箕田さん&クリさん、ありがとうございました。
第8回カントリー&ブルーグラス&フォーク
ムーンシャイナー12月号「Izumi, Sweet Grass製作から20年」掲載文です
ブルーグラス情報の専門誌「ムーンシャイナー」
今月12月号に「Izumi, Sweet Grass製作から20年」の投稿文が掲載されました。今は亡き偉大な3人のミュージシャン坂庭省悟さん、宮崎勝之さん、五十川清さんを偲びレコーディングにまつわる懐かしいお話を綴っています。
京都フォリオ・スタジオのお写真は、以前アップさせて頂きましたが、宮崎勝之さんが撮って下さった2001年10月Monkey Finger Studio Nashville TNのミュージシャン写真をアップさせて頂きたいと思います。投稿文をお読み頂いた皆さまには感謝の気持ちでいっぱいです。(購読はB.O.Mサービスさんまで)
ブルーグラス専門誌「ムーンシャイナー12月号」に掲載して頂いた私の投稿文です
ナッシュビルのスタジオにてブレント トゥルーイット&宮崎勝之さんMix downnoの最中
ナッシュビルのトップ・ドブロプレイナー ロブ アイクス、イケメンですね。アロハシャツ柄は漢字のようです。Japanを意識して下さったのかもしれません
ナッシュビル・スタジオから流れ聴こえた「Ohioからの手紙」は生涯忘れられないドブロの音です
ガラス越しのロブ
録音終えて雑談でしょうか?ブレント&ロブ
リチャード ベイリー(クラスター プラッカーズ)心込めてバンジョーを弾いて下さったのがCDからよく伝わってきます。
素晴らしいプレイ、ありがとうございました
今年、奥様(クラスター プラッカーズのボーカル)を亡くされ、ご冥福を申し上げます。
ケイシー ドリーセン、まだ初々しさが残っていますが、今は飛んだフィドラーとして大活躍されています。
BOM・ムーンシャイナー誌の元編集長さぶさんは、ケーシーのフィドルに大喜びされてました
素晴らしい音色に感謝の気持ちでいっぱいです
キャシー キアボラさん。初来日された時に京都でお会いしましたが、とても可愛らしく優しいオーラを放ってられました。ハーモニーに参加して頂いて光栄に思います
録音真っ最中のキアボラ
オペレーターとして連日お世話になって感謝の気持ちでいっぱいです。
あっ、この方がスタジオに遊びに来られたよです(*^-^*)
「Izumi, Sweet Grass」のCD裏ジャケット。ブレント トゥルーイットの自宅兼スタジオ
2001年6月~7月 京都フォリオ・スタジオにて
ムーンシャイナー誌12月表紙を飾ったレオナちゃん